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ＴＲＭ活用事例-0088(2009-03-30)

　　　　　　　　　　

　　

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この事例は「　□情報取得　■再生思考　□生産思考 　　」です

　エルンスト・クレッチマーの体型とシェルドンの気質尺度を類型化した。気質とは刺激に対
する感受性・反応の習慣的強さ・速さ、体型に応じた固有の根本的気分の特色を意味する。

（１）　肥満型＜３＞〜＜６＞軸
　体格：頭、胸、腹などの著しい発達と胴体における脂肪太りの傾向である。
　　　　　四肢は柔らかで、丸みを帯び筋肉や骨の形があらわでない。全体として優美である。
　循環性気質＝社会と自己が溶け合っている。現実的、社会的、実際的、常識的行動。
　　　　　　　　　　躁と欝の循環。
　顕示質＝他人から無視されることが嫌い（勝気）あきやすくだらしがない（情緒不安定）のが
　　　　　　　内面的に統一できない。自分を守る。偽装するタイプ（うそ、はったり、ごまかす）

（２）　闘士型＜１＞〜＜４＞軸
　体格：骨格、筋肉および皮膚の著しい発達を特徴。普通以上の身長、とくに広く厚みのある肩、
　　　　　立派な胸郭。身体は隆々たる筋肉のふくらみによって形どられ頑丈な骨組みが特徴。
　粘着性気質＝物事に執着しやすい。AからBへの移動がスムーズにいかない。
　　　　　　　　　　義理堅い。普通は冷静・沈着であるが一時的に爆発することがある。
　偏執質＝自信過剰。ひとつの考えに固執してテコでも動かない。ワンマン、闘争的である

（３）　細身型＜５＞〜＜２＞軸
　体格：幅の発達が少なく体重が少ない。この幅の未発達は身体各部にみられ、実際よりは
　　　　　丈長く見える。柔軟で血の気のない皮膚、か細い腕、平板な胸、うすい脂肪のない腹。
　分裂性気質＝社会と自己がとけあっていない。社会的規律、社会常識と断絶がある。
　　　　　　　　　　風変わりの考え方、独創性、思考と行動の分離、静粛、用心深い、真面目。
　分裂質＝情動（感情・情緒）の過敏性を示す傾向。わずかなストレスに対しても容易に神経症
　　　　　　　的混乱をひこおこす。感受性鋭く、内面的なことが過剰、こころがいつも不安定。

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